造りつけの家具とあとから置く家具の2種類があります。あらかじめ造られた造り付けのものはスペースの無駄がないのですっきり見えます。家の建築時から考えることが必要になります。収納するものの変化に対応しにくいので内部の作り方を考慮する必要があります。
食器棚や書棚、飾り棚などが適しています。食器棚はキッチンに隙間なく造り付けができるので衛生的に使用することができます。飾り棚はコレクションの数や大きさに応じて好きな場所に自由に作ることができるメリットがあります。書棚はリビングや寝室以外にも玄関ホールや階段下、廊下などのデッドスペースを利用して作ることができます。
置き家具はデザインが古くなったときにもすぐに買い替えができ便利です。家族の人数が増えると造りつけのものだけでは収納量が足りなくなります。特にこども部屋などは子供の成長にあわせて調節できるほうが便利です。統一性に欠けることはありますが色やテイストを同じものでそろえると違和感も少なくなります。
狭い室内では奥行きが浅く高さを低くすることで空間を広く使うことができます。寝室やリビング、キッチンなど室内の広さに応じた家具選びが必要になります。壁面を利用したユニット家具は空間の無駄を省くことができて壁面を有効に活用することができます。建築時に設置場所を決めておく必要がありますが内部構成を簡単に組み替えすることができる商品もありますから状況に応じて変更することができます。